薪の着火方法

上手な火の着け方(一発着火のコツ)

まず、中割ぐらいの薪をストーブの炉に平行に、少し間を空けて2本置きます。
薪の間に着火剤(新聞紙の丸めたものでもOK。写真は枯れた杉の葉です。)を置きます。
その上に使用済み割り箸などの焚きつけを置きます。この際、下にある薪に直角になるよう井桁に、ちょうど線路の枕木のように並べて置きます。割り箸がない場合、薪割りの際できる破片などを使います。
※割り箸が必要な方は弊社でも取り扱っております。(完全洗浄済:1箱10kg入り)
さらにその上に木の皮や細割の薪を、これまた井桁になるよう置きます。写真のストーブの場合、40cmの薪は縦には置けないので、少し斜め(平行四辺形状)に井桁に置きます。

さらにまたその上に中割、太割の薪を反対向きに井桁状に置きます。こうして空気がよく入るよう積み重ねます。
ここで一番下の着火剤に火を着けます。できれば左右2カ所着けるとよく火がまわります。
ちょうど護摩焚きのようですが、井桁に積むことで一発着火してくれます。また最初からたくさん入れることができるので、熾きが弱くなるまで、途中で何度も薪を追加する手間が省けます。
フロントのドアは、火勢がよくなるまで、しばらくは完全に閉めずに、爆ぜた木の破片が飛び出さない程度に少し開けておきます。ストーブによっては、灰受け皿のドアを開けて空気を勢いよく入れる方法もありますが、ガラスが黒く煤けてしまうのが嫌な方はこのような方法がお奨めです。