ナ行

ナツツバキ (夏椿)

ツバキ科:広葉樹(落葉)

「ツバキ」は常緑ですがナツツバキは落葉の高木です。花は「ツバキ」と似ていますが名の通り、夏(6~7月)に咲きます。写真のように樹皮に特徴があり、花がない時でもすぐにわかります。
材は床柱などに使われることがあるようです。

樹皮

ナナカマド (七竈)

バラ科:広葉樹(落葉)

「ナナカマド」「ダケカンバ」と言えば、紅葉の代名詞にもなっているほど秋になると鮮やかな紅色に色づきます。写真は低木ですが、15mほどのかなりの大木に生長します。「ナナカマド」は7回かまどに入れないと火をつけても燃えないことからこの名が付いたそうですが、本当でしょうか?

ヌルデ (塗手)

ウルシ科:広葉樹(落葉)

ウルシ科に属するようにヤマウルシそっくりですが葉と花で区別がつきます。ヌルデの葉の軸にはひれ状の翼葉があり、ヤマウルシにはそれがありません。またヌルデの花は夏の盛りを過ぎようとする頃白っぽい花を咲かせるのに対しヤマウルシは5~6月頃黄緑色のあまり目立たない花をつけます。
葉に虫こぶができることが多く、ちょっと見た目は不気味です。

ネジキ (捩木)

ツツジ科:広葉樹(落葉)

名前を聞いただけでどんな木か想像がつきそうですが、樹形の写真に見られるように文字通り幹が捩れているのでこの名があります。山の尾根筋のようなところに見られ、標高の低いところからやや高いところまで分布しています。あまり大きくならず3~8m程度に成長すると図鑑などには書いてありますがこの写真の木は10m近くあり、大きい部類に入ります。

樹皮

ネムノキ (合歓)

マメ科:広葉樹(落葉)

コブシ同様、花がないと目立たない樹種ですが、オジギソウのように、細かい葉が多数からなる偶数二回羽状複葉で、夜は相対する小葉が閉じるため、この名が付いたそうです。7月になると写真の7うな長い淡紅色の雄しべ多数をもった、まるで刷毛のような花を頭上につけ、どことなくトロピカルなムードを漂わせます。

木口

ノリウツギ (糊空木)

ユキノシタ科:広葉樹(落葉)

アジサイの仲間に属し、樹高も2~4m位にしか成長せず、材木としてはほとんど価値がない木です。しかし6月の梅雨時期、山に入ると葉の上に向かって鮮やかな白い花を咲かせるため、小さいながらも存在感の強い木です。
樹皮から和紙を漉くときに使う糊をとったのでこの名がつきました。
林道の脇など日当たりの良い場所に生育します。